夜が更け始めるころ、食事処「ゆきあい亭」へ足を運ぶ。
夜が更け始めるころ、食事処「ゆきあい亭」へ足を運ぶ。
冬の小樽らしい静けさに包まれながら、今宵の楽しみは“選ぶ”という贅沢から始まる。
まず供されるのは、洋食の前菜。
その日ごとに趣向を変える四種の前菜は、大皿に美しく盛り込まれ、テーブルを囲む人々で分かち合うスタイルだ。一皿ごとに食材の表情が異なり、会話も自然と弾む。
前菜の余韻を楽しんだ後は、それぞれの好みに合わせて選ぶメインディッシュ。肉、魚、その日の最良を活かした一皿が用意されている。食後には、数あるデザートの中から心惹かれる一品を。洋食・日本料理ともに、自分だけの締めくくりを選べるのが嬉しい。
日本料理を選べば、空気が一段と引き締まる。
日替わりの前菜に始まり、丁寧に焼き上げられた焼物、そして主役となるのは自分で選ぶ海鮮丼。北海道の海が育んだ旬の魚介を、自分の感性で組み合わせる楽しさがある。懐石とは趣を変え、“好きなものを、好きな順に”味わえる自由さが、この冬の特別感を際立たせる。
さらに、北海道産和牛のすき焼きも用意されている。
甘辛い割下の香りが立ちのぼり、とろけるような和牛が静かに火を通されていく様子は、冬の夜にふさわしいごちそうの時間。身体の芯まで、じんわりと温まっていく。
連泊の滞在であれば、鉄板焼という選択肢もある。
日ごとに異なる料理を楽しめるのも、このセレクトディナーならではの魅力だ。
決められた流れではなく、その日の気分で料理を選び、味わう。
この冬だけの“セレクトディナー”は、滞在そのものを豊かにする、記憶に残る食のひとときとなる。


夕食後のひととき、ロビーに出現する本格的なバーも楽 水山の魅力のひとつ。バーテンダーの背後にはバックバーの代わりに天井まで届く大きな窓が開け、漆黒の闇に雪景色が浮かぶ。
長い夜に時間をかけてゆっくりと味わいたい1杯がある。創業時からのフラッグシップカクテル「楽 水山ハイボール」だ。一般的なハイボールはウイスキーをソーダで割ったものというイメージだが、広義ではソーダのみならずノンアルコール全般で割ったものを指す。そこで温かいほうじ茶で割るオリジナルハイボールを考案した。
口径の広い大ぶりのワイングラスに大きな立方体の氷を1個。そこに近隣の余市町が誇るニッカウヰスキーの「竹鶴」を注ぐ。隠し味に黒蜜を垂らし、温かいほうじ茶を静かに注ぎ入れ軽くステア。仕上げにヒマラヤ岩塩を削りかけて完成だ。竹鶴のスモーキーフレーバーと濃いめに蒸したほうじ茶の香ばしさが鼻腔に広がり黒蜜がコクを加える。微かな塩味が全体を引きしめる。和と洋が違和感なく溶け合い、優しく喉を滑り落ちていく。氷が溶けゆくにつれ、味わいと温度が緩やかに変化し、長い余韻を愉しむ一杯に仕上がっている。


冬は体温が下がりやすく、血行不良や免疫力の低下が気になる季節。楽 水山のリラクゼーションルーム「空」で冬の疲れに寄り添うケアをおすすめしたい。
寒い時期に特に効果を発揮するのが「ホホバオイル・アロマトリートメント」。肌に優しいホホバオイルを温めて、全身にたっぷりと浸透させながら施術を行っていく。軽いタッチから凝りにアプローチする強めの圧まで、セラピストが希望を伺い心身共に深いリラクゼーションへといざなう。肌や筋肉はもちろん、自然から抽出されたアロマの香りや心地良いBGMで五感すべてを癒す。心身ともに冬を乗り越えるコンディションを整えていただきたい。


雪の夜、嗜好を重ねる夕餉
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囲炉裏のぬくもり
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お迎えの一服と秋のお着き菓子
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2月4日に立春を迎えました。
まだまだ雪深いニセコですが、暦の上では「春」です。
羊蹄山の山懐風情を、春夏秋冬、動画でお届けします。
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根雪がきれいに溶け、川の水が豊かに大地の緑を濃くします。
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楽 水山に、二度目の春がやってきた。
羊蹄山の雪が解けだし、山懐の地表が水を吸い込んでいくと、ゆっくりと緑が広がってゆくのだ。
山頂の残雪と草花のコントラストがある季節は、少し冷たい風も心地よい。
四季の移ろいがはっきりしている日本の気候の中でも、ここ北海道の寒暖差がもたらす四季はその輪郭をくっきりと際立たせる。楽 水山を囲む原風景も、四季折々の自然の彩りをおもてなしに映してお客様をお迎えしているのだ。
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ニセコ樺山の里には雪がしんしんと降りながらも、2月に感じることは、陽の光がやわらかくあたたかくなってきたことだ。極寒の地で生きる命たちが、ささやかに春を知らせている。その足音に耳を澄ませ、料理へと紡ぎ上げる一皿だ。
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ここニセコに降る雪は「パウダースノー」と呼ばれ、雪に触れてみると水分を感じることもなく軽いのだ。溶けずにさらさらと手のひらからこぼれていく。ゆっくりとした時間が流れる里山の暮らしは豊かで、凛とした冬はなおのこと気持ち良い。少し長い滞在で、雪のある暮らしを愉しみたい。
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日本は温泉資源に恵まれ、古来から独特の湯治文化がある。
長い滞在を通し、温泉の効能で心身を整えていく保養・療養の原型とも言われているのだ。
ニセコの大地は雪に覆われ深い眠りにつく。しかし、眠っているかのような冬でも旬を迎える食材も豊富にある。冬の献立の数々が織りなす料理の魅力を存分に愉しみたい。
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北海道に秋が訪れた。晴れた日でも頬をなでる風は冷たく、日に日に夕暮れが早まってくる。しかし、秋は「実りの秋」というだけあって種類豊富な食材が収穫期を迎え、恵みをもたらしてくれる。
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鉄板焼きで味わう秋の食材。
「素材を見る」、「焼く音を聞く」、「香ばしさ」、「旨味」、「触れる」五感を刺激する料理。
人類は古代より調味料として、食品を保存するための手段として「発酵」という技法を育んできた。日本最古の調味料といわれる酢をはじめ、日本の食に欠かせない醤油、味噌、みりんは発酵調味料だ。いずれも昔ながらの日本の味、日本人の原点の味だ。
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ニセコは一気に緑が深くなってきた。
北海道らしい食材があふれる季節の到来だ。
悠久の時の流れの中で、密やかに育まれてきたニセコの自然。その力によって生まれる折々の表情の変化の積み重ね、幾千幾万の繰り返しの果てに創り出され、今に至るニセコの風景。羊蹄山とアンヌプリの二山を望み、ニセコの大自然と融合した趣深い里山の情景に溶け込む「楽 水山」。
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手つかずの雄大な自然と、そこに暮らす人々のささやかな営みが作り出した風景が融合する後志しりべし地区やニセコの風景。
圧倒的な自然の力によって生み出される四季折々の表情は、見る人を魅了し感動をもたらす。